
「映画は世界語」と言われています。
だから、というわけではありませんが、わたしたちの日本語教室がある川越にロケした映画を1本、紹介します。
それは、相米慎二監督の『東京上空いらっしゃいませ』(1990年公開)。
いったんは死んだ女性が、地上に舞い戻り、男性と恋をする、というファンタジー。女性を牧瀬里穂が、男性を中井貴一が演じました。
この女性の故郷が川越という設定で、実際にロケしています。でも、時の鐘や喜多院のような有名な場所は登場しません。その代わり、見立寺*のそばを流れる新河岸川にかかる高沢橋や、川越女子高等学校向かいにあるカトリック川越教会のような、地味だけど素敵な場所が使われています。
近年、再評価が著しい相米慎二監督の、「地方都市」としての川越らしさをすくい上げる眼の確かさにうたれます。
川越スカラ座で再上映してもらえると嬉しいです。
*見立寺の住所は川越市元町2-9-11。菓子屋横丁の近く。



